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中国人気キャスター白岩松 番組放送休止に

2015年06月23日

【新唐人2015年06月23日】共産党系メディアの中央テレビ=CCTVは、人気キャスターの白岩松(はく がんしょう)氏が司会を務めるニュース番組2本を、それぞれ1週間放送休止にしました。これについて、白氏の発言が当局のレッドラインに触れたためだと言われています。

 

中央テレビの「新聞週刊」と「新聞1+1」の公式ブログはそれぞれ、番組の放送を1週間、休止にすることを発表しました。

 

この番組はいずれも、人気キャスターの白岩松氏が司会を務めているため、放送休止は物議を醸しました。あるネット民は、恐らく白氏の発言が関係しているだろうと見ています。

 

「杭州生活週刊」黄金秋前編集長

「白岩松はネット民の間で一定の影響力があります。彼の発言はネット民の心の声を反映しています」

 

6月9日、河北省で銃撃事件が発生し、4人が死亡、5人が負傷しました。死者のうち2人は警察官です。その日の夜、白氏は警察官が「死亡した」と述べ、「犠牲になった」と言わなかったうえ、「なぜ50代の中年男が銃を手に取ったのか」と疑問を投げかけました。

 

それより以前、丸腰の陳情者が警察官に射殺された事件についても、疑問を投げかけていました。

 

全面的な監視映像を公開できないか?なぜ徐さんは乗客の入場を阻んだのか?当局は詳しい調査報告書を作成するのか?もっと中立な機関の調査が許されるのか?誰もが 1人の命が失われたあと、真相が明かされることを願っている。

 

中国のネット民の多くは、白氏の番組が放送休止になったのは、当局からの警告だと見ています。

 

雑誌「中国民営」の元記者、劉逸明(りゅう いつめい)さんは白氏について、体制内で働いているが、比較的勇敢な発言をしており、時折当局のレッドラインに触れることがあると指摘します。白氏の番組が放送休止になったのは不思議なことではなく、ここから中国には依然として言論の自由がないことが分かると述べました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/06/22/a1205368.html (中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

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